

サッカー界の生きる伝説、リオネル・メッシ選手。ピッチでの神がかり的な活躍は誰もが知っていますが、そのプライベートは意外とベールに包まれていますよね。
そこで今回は、メッシ選手の恋愛事情について、噂になった歴代の恋人から、妻アントネラさんとの運命的な馴れ初め、子供たちとの心温まるエピソードまで徹底解説します!
<< 関連記事 >>
リオネル・メッシ選手が公式に交際を認め、人生のパートナーとして選んだ女性は、現在の妻であるアントネラ・ロクソさんただ一人です。キャリアの初期には何人かの女性の名前がメディアを賑わせましたが、それらは確かな情報に基づいた「噂」の域を出ないものでした。
世界的なスターのプライベートには、いつの時代も多くの関心が寄せられます。メッシ選手も例外ではなく、過去には複数の女性との関係が報じられました。しかし、その一つ一つを丁寧に見ていくと、確かな事実とは少し異なるようです。
では、これまで名前が挙がった女性はどんな人で、メッシ選手が心から大切にしているパートナーはどんな女性なのでしょうか。噂の真相から、一途な愛を育んだストーリーまで見ていきましょう。
まず名前が挙がるのは、アルゼンチン人モデルのマカレナ・レモスさんです。彼女との関係は、確かな事実というよりも、メディアによって少し脚色されたゴシップに近いものと言えるかもしれません。
インドのメディア『Times of India』などの報道によると、二人が出会ったのは2006年頃、メッシ選手が18歳、レモスさんが14歳の時だったとされています。しかし、レモスさん自身の発言には一貫性がなく、あるインタビューでは短い交際を認めながらも、別のテレビ番組では恋愛関係を完全に否定しています。
さらに、この話には「メッシ選手の母親がフライパンを持ってレモスさんを追いかけた」という少し過激なエピソードまで付け加えられましたが、メッシ選手の母親はこれを完全に否定しています。ゴシップは時に過熱し、事実とは少し違う物語になってしまうこともあるのかもしれませんね。
参考元:Times of India
次に取り沙汰されたのが、同じくアルゼンチン出身のモデル、ルシアナ・サラサールさんです。彼女との関係もまた、メディアの憶測から生まれた噂話だったようです。
2000年代半ば、一部のメディアは二人がオンライン上でやり取りをしていたと報じましたが、メッシ選手もサラサールさん自身も、この関係を公に認めたことは一度もありません。確かな情報源がない以上、これもまたゴシップの一つと考えるのが自然でしょう。
メッシ選手がはっきりと「好きな女性のタイプ」を語ったことはありません。しかし、彼の人生のパートナーであるアントネラ・ロクソさんの存在そのものが、答えを教えてくれているようです。それは、彼の名声や富に左右されることなく、ありのままの彼を愛し、静かに、でも力強く支える内面の美しさを持った女性です。
アントネラさんは、メッシ選手が世界的なスターになるずっと前から彼を知る、故郷の幼馴染。彼女は自らスポットライトを浴びることを望まず、いつもメッシ選手と家族を一番に考えてきました。その謙虚で誠実な人柄こそ、メッシ選手が何よりも惹かれ、生涯のパートナーとして選んだ理由なのでしょう。
派手さや一時的なときめきよりも、穏やかで深い絆を大切にする。そんなメッシ選手の素敵な価値観は、彼の結婚生活にも繋がっているようです。
リオネル・メッシ選手の結婚観や恋愛観は、その輝かしいキャリアと同じくらい、まっすぐで誠実です。その中心にあるのは、やはり幼馴染である妻アントネラさんへの一途な愛情と、家族を何よりも大切にする温かい心です。
メッシ選手はかつて、父親になったことが自身の人生観を完全に変えたと語っています。特に長男ティアゴくんの誕生は、「バロンドール(世界最優秀選手賞)の受賞よりも僕の人生を変えた」と公言しており、家族の存在が彼にとってどれほど大きなものかが伝わってきますね。
彼の家族との時間は「ごく普通で、穏やかな生活」であり、学校の送り迎えや練習、そして家族と過ごすことで成り立っているそうです。世界のトップに立ちながらも、決して驕ることなく、家庭の幸せを一番に考える。その姿勢が、メッシ選手の人間的な魅力をより一層輝かせています。
参考元:People
二人の出会いは、メッシ選手がわずか5歳の頃。まるで映画のワンシーンのような、ロマンチックなラブストーリーが全ての始まりでした。
アルゼンチンの故郷ロサリオで、メッシ選手は幼馴染でチームメイトだったルーカス・スカリアさんの家を訪れます。そこで出会ったのが、スカリアさんのいとこであったアントネラさんでした。メッシ選手は彼女に一目惚れし、幼いながらに「いつか僕たちは婚約する」と書いた手紙を渡したという可愛らしいエピソードは、多くのファンに知られています。
その後、メッシ選手は13歳でサッカーのためにスペインへ渡り、二人は離れ離れに。しかし運命の糸は、再び二人を強く結びつけました。2005年、アントネラさんの親友が悲しい事故で亡くなった際、その知らせを聞いたメッシ選手は、彼女を慰めるためだけにアルゼンチンへ急遽帰国したのです。この出来事が、二人の友情を深い愛情へと変えるきっかけとなりました。
長い時間をかけて育まれた愛は、やがて「世紀の結婚式」と呼ばれる、最高に美しい形で結ばれます。
参考元:Zee News
2017年6月30日、二人は長年の愛を誓い、夫婦となりました。その舞台に選んだのは、他のどこでもない、二人の物語が始まった故郷ロサリオ。故郷への想いと、仲間たちとの絆に満ちた、心温まる一日でした。
結婚式は「世紀の結婚式」と称され、会場となったシティ・センター・ホテルには、ルイス・スアレス選手やネイマール選手など、約260名ものサッカー界のスターたちが駆けつけました。アントネラさんが身にまとったのは、スペインの有名デザイナー、ロサ・クララが手掛けた美しいマーメイドドレス。その姿は、世界中のファンを魅了しました。
参考元:¡Hola!
ピッチの上では「神様」とまで呼ばれるメッシ選手ですが、家に帰れば3人の息子たちに愛情をたっぷり注ぐ、優しいパパの一面を持っています。彼のSNSには、家族との微笑ましい瞬間が溢れています。
夫妻の間には、長男のティアゴくん(2012年生)、次男のマテオくん(2015年生)、そして三男のシロくん(2018年生)という3人の息子がいます。メッシ選手は息子たちの対照的な性格について、ユーモアを交えて語っています。長男ティアゴくんは「落ち着いていて、とても良い子」である一方、次男のマテオくんは「とんでもない奴」で、家族を笑わせるムードメーカーなのだとか。
2022年のワールドカップでアルゼンチンが優勝した際には、ピッチの上で家族全員が抱き合い、喜びを分かち合う姿が世界中に感動を届けました。また、メッシ選手は息子たちの名前と生年月日を自身の体にタトゥーとして刻んでおり、その深い愛情が伝わってきますね。
参考元:People
リオネル・メッシ選手のプライベートを紐解くと、そこには一人の女性へのまっすぐな愛と、家族への温かい想いが溢れる物語がありました。キャリアの初期には恋の噂もありましたが、それらは確かなものではなく、彼の人生のパートナーは幼馴染のアントネラ・ロクソさんただ一人です。
5歳での運命的な出会いから、時を経て結ばれた純愛。そして、3人の息子たちに囲まれた穏やかで幸せな家庭。フィールドで見せるスーパープレーの裏側には、こうした家族の温かいサポートが、彼の強さの源になっているのかもしれませんね。