

レアル・マドリードの中盤を支えるダイナモ、フェデリコ・バルベルデ選手。そのエネルギッシュなプレーは、多くのサッカーファンを惹きつけていますよね。
そんな彼の活躍の裏には、いつも彼に寄り添い、支えているパートナーの存在があります。
この記事では、バルベルデ選手の妻であるミナ・ボニーノさんにスポットライトを当て、彼女がどんな人なのか、二人の出会いや家族の物語までご紹介します!
バルベルデ選手の奥さん、ミナ・ボニーノさんは、彼を支えるパートナーであると同時に、母国アルゼンチンで名の知れたジャーナリスト兼テレビ司会者です。
いわゆる「選手の妻」というだけではない、自分の足でキャリアを築いてきた知的な女性。バルベルデ選手より5歳年上なのも、彼女の落ち着いた雰囲気につながっているのかもしれませんね。
一人のプロフェッショナルとしての顔も持つ、とても魅力的な女性です。
まずは、彼女の詳しいプロフィールから見ていきましょう。
ミナ・ボニーノさんの基本的なプロフィールをまとめてみました。
項目 | 詳細 |
---|---|
フルネーム | ミナ・ボニーノ (Mina Bonino) |
生年月日 | 1993年10月13日 |
年齢差 | フェデリコ・バルベルデ選手(1998年7月22日生)より5歳年上 |
国籍 | アルゼンチン |
出身地 | アルゼンチン、ブエノスアイレス州キルメス |
職業 | ジャーナリスト、司会者、インフルエンサー |
5歳年上の姉さん女房なんですね。知的でしっかりとした雰囲気も、こうした経歴から来ているのかもしれません!
彼女はバルベルデ選手と出会う前から、母国アルゼンチンでは有名な存在でした。
スポーツジャーナリズムの名門校を出た後、国内の有名なテレビ局「TyC Sports」や「América TV」などで活躍。人気番組のレギュラーを持つなど、ジャーナリストや司会者として、すでに自分のポジションを確立していたんです。
海外の報道によると、彼女はバルベルデ選手と出会った時点で、すでにメディア業界で「確固たる地位を築いていた」と伝えられています。
参考元:AS.com
すでに成功していた彼女が、なぜ新しい道を選んだのか。そんな二人の出会いは、とても”今っぽいもの”でした。
二人の出会いは、なんとインスタグラムのダイレクトメッセージでした。国境を越え、SNSから始まった関係が、お互いの人生を動かすほどの深い愛情に発展していったんですね。
SNSがきっかけで国境を越えた関係が始まるなんて、今の時代ならではの素敵なエピソードです。
二人のストーリーが動き出したのは、ミナさんがバルベルデ選手に送った一通のメッセージからでした。
偶然顔を合わせて挨拶を交わした程度の関係でしたが、彼女からのDMで会話がスタート。やり取りは途切れることなく続き、二人はすぐに惹かれ合ったそうです。バルベルデ選手が彼女をマドリードに招待するまで、そう時間はかかりませんでした。
ちょっとした勇気が、きっかけになることってありますよね。
ミナさんは、交際からわずか2ヶ月で、大きな決断をします。アルゼンチンで築き上げたキャリアや友人、慣れ親しんだ生活のすべてを手放して、スペインへ移住することを決めたのです。
彼女自身、この決断を「本当に自分を追い込んだ」と話しており、大きな賭けだったようです。しかし、それは決して彼に依存するようなものではありませんでした。
彼女は移住のとき、バルベルデ選手に「もしうまくいかなくても大丈夫。ホテルか友達の家に泊まるから」と伝えたそうで、自立した芯の強さを感じさせますね。
自分のキャリアを懸けて愛する人の元へ向かう決断力と、自立した考え方。彼女の強さと愛情の深さが伝わってきます。
二人は時間と共に深まり、2022年に結婚しました。ただ、その結婚式は世間の注目を集めるような派手なものではなく、ごく親しい家族や友人だけを招いた、プライベートなものだったそうです。
ミナさんはSNSで結婚を大々的に報告することについて、「他の人はそうするかもしれないけど、私はあまり色々オープンにするのは好きじゃない」といった考えを語っています。
周りの目よりも、自分たちの絆を大切にしたいという気持ちが伝わってくるようですね。
バルベルデ選手とミナさんの間には、ベニシオくんとバウティスタくんという、二人の可愛い息子さんたちがいます。
バルベルデ選手は父親になって「人生が本当に変わった」と話しており、息子たちの存在がプレーの大きな力になっていると公言しています。二人の息子さんの存在が、バルベルデ選手にパワーを与えているんですね。
ただ、次男の誕生までには、家族で乗り越えた大きな出来事がありました。
次男バウティスタくんを妊娠していた時期は、家族にとって、とても辛い試練の期間でした。妊娠の初めの頃、お腹の子が「助からない可能性が高い」という、あまりにも悲しい知らせを医師から受けたのです。
バルベルデ選手が「地獄のような1ヶ月だった」と振り返るその期間、ミナさんも「最悪の事態も覚悟していた」と語るなど、夫婦は精神的にとても辛い時期を過ごしました。
しかし、その後の検査で奇跡が起こり、赤ちゃんは無事に生まれてくることができました。バルベルデ選手はこのことを「家族の奇跡」と呼んでいます。
参考元:The Players’ Tribune Japan
大変な時期を一緒に乗り越えたからこそ、家族の絆も、もっと強くなったんでしょうね。
ピッチでの激しいプレーとは少し違う、家庭でのバルベルデ選手の穏やかな表情。それを引き出しているのが、ミナさんとの温かい関係のようです。
二人の良い関係は、日常のちょっとしたエピソードからも伝わってきます。お互いをよく理解して、リスペクトし合っている様子がうかがえます。
それでは、心が温まるようなエピソードを3つご紹介します。
ミナさんは、夫のプレーにジャーナリストらしいプロの視点から意見を言う一方で、誰よりも彼の活躍を信じている最大のサポーターでもあります。
バルベルデ選手自身、奥さんから言われるサッカーに関する的確な意見が、昔のチームメイトで世界的な選手であるカゼミロから受けていたアドバイスと「同じだ」と語っています。これは、彼が奥さんのサッカーを見る目をすごく信頼していて、対等なパートナーとして尊敬していることがわかる、素敵なエピソードですよね。
参考元:超ワールドサッカー!
ただ支えるだけでなく、プロとして意見を言い合える関係、とても良いですね。
ジャーナリストとしての知識や発信力を活かして、ミナさんはSNSで夫への理不尽な批判にしっかりと反論し、バルベルデ選手を守っています。
例えば、あるファンがバルベルデ選手のプレーを批判したときのこと。彼女は「フェデが一番輝くのは守備的ミッドフィルダーよ。今、彼がウイングでプレーさせられているのを知ってる?」と、戦術的なポイントを挙げて、的確に反論したそうです。
大切な人を守るためには、戦うこともためらわない。その姿は、まさにピッチの外の「最強のディフェンダー」ですね。
二人の関係は、いつも真面目なだけではありません。そこには、トップアスリートのプレッシャーを忘れさせてくれるような、ユーモアと遊び心もあります。
レアル・マドリードがチャンピオンズリーグで優勝したとき、熱狂的なリーベル・プレートファンでもあるミナさんは、SNSにこんな冗談を投稿しました。「もしリーベルがもう一度リベルタドーレスで優勝するなら、彼(バルベルデ)を差し出すわ」。
参考元:ゲキサカ
こんなジョークを言い合えるのも、お互いの深い愛情と信頼があってこそ。思わず笑顔になってしまいますね。
最後に、バルベルデ選手とミナさんについて、よく聞かれる質問にお答えします。
ミナさんの公式インスタグラムのアカウントは「@minabonino」です。
フォロワーは100万人以上いて、かなりのインフルエンサーだということが分かります。彼女の投稿には、飾らない家族の写真や夫婦の仲の良さが伝わる瞬間が多くアップされていて、バルベルデ選手のプライベートな一面を見ることができますよ。
彼女のアカウントをフォローしてみると、バルベルデ選手のピッチの外での素顔がもっと知れるかもしれませんね!
公になっている情報を探してみたところ、ミナさんと出会う前に、長く付き合っていた有名なパートナーの情報は見つかりませんでした。
このことは、バルベルデ選手が世界的なスター選手に成長していく道のりと、ミナさんと関係を築いてきた時期が、ぴったり重なっていること示しているようです。
彼のキャリアと人としての成長にとって、ミナさんがいかに大きな存在かがわかりますね。
この記事では、フェデリコ・バルベルデ選手の妻、ミナ・ボニーノさんについてご紹介してきました。
二人はお互いをリスペクトし、高め合える現代的なパートナーシップの、素敵な形かもしれません!
ミナ・ボニーノさんは、親友であり、批評家であり、擁護者であり、そして家族というチームを一緒に作る共同設計者。彼女はあらゆる意味で、フェデリコ・バルベルデ選手にとって、かけがえのないパートナーなんですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。